Voices
組合員様の声
受け入れる前の不安と、受け入れたあとに実際に起きたこと。言葉は通じるのか、現場の日本人社員は受け入れてくれるのか、費用に見合う戦力になるのか。実際に外国人材を受け入れた企業のご担当者に伺ったお話は、私たちが説明する言葉よりも正確に現場を映しています。うまくいったことだけでなく、想定と違ったことも含めて、企業名を出さない形で10件ご紹介します。
断られ続けた末に、来てくれた組合でした
「離島という立地だけで、いくつもの団体に断られました。「訪問できないので対応していません」と。こちらの組合は最初の相談で渡航の日程まで話してくれて、実際に一度も欠かさず来てくれています。人が足りずに工期を延ばしていた頃には戻りたくありません。」
総務が一人でも、進められました
「担当は私一人で、経理も兼務しています。正直、手続きの話を聞いた時点で無理だと思いました。でも実際にお願いされたのは、書類の確認と押印、それに面接の判断だけでした。役所も銀行も職員さんが一緒に行ってくれるので、通常の業務が止まりませんでした。」
監査に来る、それだけで安心が違う
「前の団体は監査の時期でも来ませんでした。今は3か月に一度必ず来て、私と本人それぞれから別に話を聞いていきます。私が気づいていなかった不満を後から教えてもらったこともあります。あれがなければ、たぶん辞めていたと思います。」
若い人が入って、現場の空気が変わった
「正直なところ、最初は労働力として考えていました。ところが20代が入ってきたら、教える側のベテランが変わったんです。手順を言葉にし直すようになって、道具の置き方まできれいになった。人が入る効果は、頭数の話ではないと知りました。」
3年で帰るのが当たり前ではないと知った
「育てても3年で帰ってしまう。それが制度だと思い込んでいました。特定技能に移れる道があると教わって、採用の段階から先を見て計画を立てるようになりました。いまは移行した本人が後輩に教えています。技術が会社に残るようになりました。」
宗教のことも、具体的に教えてくれた
「イスラム教の方を受け入れると聞いて、うちで対応できるのか不安でした。礼拝は数分で、休憩室の隅を使えば足りると実例で説明してもらえたので判断できました。断食の時期の作業配分まで一緒に決めてもらえたのが助かりました。」
費用の内訳を、先に全部見せてくれた
「以前ほかで相談したときは、後から追加の請求が出るのではという不安がありました。こちらは契約前に総額の見通しと内訳を出してくれて、実際にその範囲で収まっています。金額そのものより、事前に分かることのほうが経営としては大事です。」
通年で雇えるかどうか、一緒に考えてくれた
「観光地なので、繁忙期と閑散期の差が大きい。年間で仕事を用意できるのか判断できずに何年も迷っていました。業務の組み替えから相談に乗ってもらえて、閑散期は日本語学習の時間に充てる形に落ち着きました。短期の募集に振り回されなくなりました。」
言葉が通じない、で終わらせなかった
「配属して半年、指示が通らなくなって困っていました。訪問のときに現場のやりとりを見てもらったら、方言と専門用語が原因だと分かった。写真つきの用語表を作ってもらって、朝礼の言い方も揃えました。いまはその表を新しく来た人にも使っています。」
2027年の制度改正も、整理して教えてくれる
「技能実習がなくなると聞いて、いま受け入れている人はどうなるのかと不安でした。経過措置のことも、新しい制度で何が変わるのかも、そのたびに整理して説明してもらえています。制度の話を自分で追いかけなくて済むのは、正直かなり大きいです。」
※ 掲載にあたり、企業名は伏せ、所在地は市までの表記としています。従業員数は概数です。
その裏側で、何をしたのか。
応募が来ない、監理団体を変えたい、離島で断られた、日本語が伸びない。 いただいたご相談ごとに、私たちがどう動いたのかを事例としてまとめています。
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